インフルエンザワクチン接種をご希望の皆様へ

2025年度のスケジュール

  • 予約開始:10月3日(金)
  • 接種開始:10月10日(金)

当院では「注射タイプ」と、「鼻から接種するタイプ(フルミスト)」の2種類のワクチンをご用意しています。

項目注射タイプ鼻から接種(フルミスト)
接種方法腕に注射鼻の中にスプレー
特長従来からの標準的なワクチン痛くない
対象年齢生後6ヶ月以上2歳以上19歳未満
(その他の年齢の方への接種は国の認可がおりていません)
接種回数13歳未満は2回、13歳以上は1回1回
費用1回接種の方:4,000円
2回接種の方:7,000円(1回目4000円+2回目3000円)
8,000円

※ 65歳以上で市の助成のある方は、注射タイプの費用は2,500円となります。
※ 東大和市在住の生後6ヶ月以上13歳未満の方は市の助成で4,000円が補助されます。
※ 2回接種の方は、1回目の時に一括でお支払いいただきます。原則として返金はできません。
※ 他院で1回目を接種された方の2回目接種料金:4,000円

各ワクチンの詳細

フルミストとは?

鼻の中に吹き付けるタイプのインフルエンザワクチンです。
接種回数は1回で、従来の注射によるワクチンと違って〈痛みがない〉という点がすぐれています

次に該当する方は接種できません

  • 1年以内に気管支喘息の症状が出た方、または現在その治療中の方
  • 卵やゼラチンに対して重度のアレルギーやアナフィラキシーの既往のある方
  • アスピリン服用中の方、副腎皮質ホルモン剤を使用している方
  • 発熱している方、明らかに急性疾患に罹患していて体調不良の方
  • 免疫機能に異常のある疾患をお持ちの方
  • 妊娠している方
  • その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方

副反応と注意点

  • 接種後、くしゃみが出たり喉に流れたりすることがありますが、飲み込んでも差し支えありません。
  • 生ワクチンのため、接種後3~7日以内に鼻水、鼻閉、咽頭痛、咳などの風邪症状が出ることがあります(30~40%の割合)。
  • ごくまれに発疹や蕁麻疹、ギランバレー症候群やアナフィラキシーショックを起こすことがあります。
  • 重大な副作用が発生した場合は国の補償対象になります。

その他

  • 卵白とゼラチンを2回以上食べたことがない方は当院では接種しない方針です。
    ゼラチンを食べたことがあるか不明の方へは注射による予防接種をおすすめします。
    *市販の加工食品においてゼラチンはババロア、ムース、ゼリー、グミなどに入っていることが多いですが寒天など別のもののこともあるので成分表を確認ください。
  • PCR検査などで痛い思いをしたことのあるお子さんは点鼻を怖がることもあると思いますので、この接種は痛くないということを前もっておはなししていただけるとよいとおもいます
  • ほかのワクチンとの同時接種はいたしません

注射タイプのワクチン

従来通り、腕に注射をするタイプのインフルエンザワクチンです。

次に該当する方は接種できません

  • 卵やゼラチンに対して重度のアレルギーやアナフィラキシーの既往のある方
  • 発熱している方、明らかに急性疾患に罹患していて体調不良の方
  • 免疫機能に異常のある疾患をお持ちの方
  • てんかん等の疾患をお持ちの方
  • 妊娠している方
  • その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方

副反応と注意点

  1. 鶏卵アレルギーの患者さんについて
    インフルエンザワクチンを作るのには鶏卵を使います。したがって鶏卵アレルギーのある方への投与には注意が必要です。今までに卵アレルギーの診断を受けたことがあり卵白を禁食されている方およびアナフィラキシー等の重篤な症状の出る方、また卵白を2回以上食べたことがないお子さんも卵アレルギーの有無が不明なため、当院では接種いたしません。もし接種を希望される場合は、入院設備のある救急体制が整った病院で、接種の相談をされたほうが良いと私は考えます。ただし卵アレルギーのある方でも過去にインフルエンザワクチンを2回以上受けて問題のなかった方は当院でも受けられます。
  2. 接種後の症状
    ごくまれに急性散在性脳脊髄炎(ADEM)が現れることがあります。通常、接種後数日から2週間以内に発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害等が現れます。本症が疑われる場合には、適切な診断を受けてください。局所の発赤、腫脹、疼痛など、また、全身反応として発熱、悪寒、頭痛、倦怠感を認めることがありますが、通常2~3日中に消失します。
  3. 接種後どれくらいで効果が出るか。
    徐々に免疫力が高くなり、およそ2週間から予防効果が期待できるといわれています。またその予防効果は3~5ヶ月持続するといわれています。

予約から接種当日までの流れ

Step 1:予約

完全予約制です。窓口またはお電話にてご予約ください。
📞 042-843-5343
※窓口業務が混んでいて電話に出られないこともございます。その節は申し訳ありませんがおかけ直しください。

Step 2:接種日時の確認

【午前】8:30~9:30 / 11:00~11:15
【午後】15:00~15:30 / 17:00~17:15 (土曜日を除く)
※ 13歳未満のお子様の2回目の接種につきましては4週間後の同曜日とさせていただきます。
ご都合の悪い方は会計時にお申し出いただくか、のちほど電話で変更してください。

Step 3:接種当日の持ち物

  • 接種料金(お支払いは現金のみ)
    領収証が必要な方は受付時にお申し出ください。
  • 母子手帳
  • 予診票
    ご自宅で検温の上、体温をあらかじめご記入ください。
    一般の方:以下よりダウンロード・印刷してご記入ください。
    注射の方フルミストの方
    東大和市の助成対象の方:予診票は院内にございますので、当日ご記入ください。
  • 委任状や同意書
    18歳未満の方については原則保護者の同伴が必要です。祖父母のかたなどが付き添われる場合は委任状をお持ちください。
    15歳以上18歳未満のお子さんで保護者等の同伴が無くひとりで来られる場合、インフルエンザ予防接種予診票・母子手帳と共に同意書が必ず必要となります。

    委任状同意書

クリニックからのお願い

  • 予診票を確認し特に問題がないと思われる方への聴打診を省かせていただきます。気になる事がある方はあらかじめ予診票への記載をお願いいたします
  • 接種後は、重篤な副反応に備え、できれば15分程度院内もしくはお近くでお過ごしください。
  • 他のワクチンとの同時接種はいたしません。
  • 予約のキャンセルは、分かり次第お早めにご連絡ください。無断キャンセルの場合、次回の予約をお断りすることもございます。
  • マスクを着用の上、お越しください。
  • 供給量の動向によっては、ご予約済みでもやむをえず中止させていただくことがあります。
  • 新型コロナウイルスワクチン接種からインフルエンザワクチン接種までの間隔は1週間程度あけてください。(新型コロナウイルスワクチンの副反応のある方もいらっしゃるため)
  • 新型コロナウイルスに感染した方は治癒後2週間あけてください。